「メタバース」を活用した、DNPの取り組みに関するトピックスのご紹介

- DXを推進している自治体や事業者・団体
- XR(クロスリアリティ)やメタバースの活用や開発を検討している事業者・団体(特にスタートアップ企業など)
- オンラインを活用した体験型機能/サービスの開発に関心のある事業者・団体
- 多言語対応、AI活用などで利便性向上を実現するサービスを開発している事業者・団体
DNP INNOVATION PORT 運営メンバーの小島です。
DNPは、あらゆる年齢・性別・言語等の人々が互いに分け隔てられることなく、リアルとバーチャルの双方を行き来できる新しい体験と経済圏を創出する「XRコミュニケーション事業」*1を2021年から展開しています。メタバースを活用した教育支援や自治体の地域活性化、「メタバース役所」等の行政サービス向上と窓口業務のDXを支援しています。
今回は、直近のDNPのメタバース事業に関する活用事例や連携事例に関するトピックスを、時系列に沿って以下にてご紹介してまいります。
<目次>
- イオン株式上場50周年記念「イオンメタバース館」の構築を支援
- 静岡県の不登校の児童・生徒に居場所と学びの場を3Dメタバースで提供
- 「XRコミュニケーション®事業の未来」を考えるプロジェクトをArs Electronicaと開始
イオン株式上場50周年記念「イオンメタバース館」の構築を支援
DNPは、イオン株式会社が株式上場50周年を記念して2024年6月14日(金)に公開するバーチャルミュージアム「イオンメタバース館」*2の構築・運用を支援しています。
DNPは、イオンが1974年の株式上場から半世紀を迎えるにあたり、常に時代を先取りして“より良いくらし”の実現に取り組んできた同社の歴史と魅力を次世代に発信する場として、バーチャル空間の「イオンメタバース館」を構築しました。未来を見据えながら同社の歩みを振り返るバーチャルミュージアムや、次世代の“イオンファン”を醸成して、ともに一層の成長と社会の発展を目指すイベント・セミナー等の生活者とのコミュニケーション施策を展開します。
詳しくは下記URLより、ニュースリリースをご参照ください。
(2024年6月14日 DNPニュース)
イオン株式上場50周年記念「イオンメタバース館」の構築を支援 | ニュース | DNP 大日本印刷
静岡県の不登校の児童・生徒に居場所と学びの場を3Dメタバースで提供
DNPとレノボ・ジャパン合同会社は、静岡県の「令和6年度バーチャルスクール構築等業務委託」に採択されました。両社は2025年1月に、静岡県の全35自治体の約800校を対象として、不登校の児童・生徒に3次元(3D)メタバースを活用した居場所と学びの場の提供を開始します。児童・生徒が社会とつながる空間としてのメタバースを目指し、“オンライン支援員”や“Web学習コンテンツ”等の体験活動を通じて学びの選択肢を増やします。
詳しくは下記URLより、ニュースリリースをご参照ください。
(2024年8月19日 DNPニュース)
静岡県の不登校の児童・生徒に居場所と学びの場を3Dメタバースで提供 | ニュース | DNP 大日本印刷
「XRコミュニケーション®事業の未来」を考えるプロジェクトをArs Electronicaと開始
DNPは、オーストリアのリンツを拠点とする世界的なクリエイティブ機関Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)の技術・研究開発(R&D)部門Ars Electronica Futurelabと、DNPの「XRコミュニケーション®事業の未来」をテーマに新たなサービスを創出するプロジェクトを開始します。
本活動ではアート思考*3を取り入れ、XR(Extended Reality)技術を活用した事業モデルの探究や、新しい価値を提供するサービスの開発を進めます。その初めての取り組みとして、2024年9月にリンツで開催するメディア・アートの祭典「Ars Electronica Festival 2024」で、来場者や専門家とともに未来社会について意見交換するプログラムを開催します。両者は本プログラムで集約する社会的な視点に基づき、XRコミュニケーション関連のプロトタイプを開発していきます。
詳しくは下記URLより、ニュースリリースをご参照ください。
(2024年9月3日 DNPニュース)
「XRコミュニケーション®事業の未来」を考えるプロジェクトをArs Electronicaと開始 | ニュース | DNP 大日本印刷
*3 アート思考:アーティストの創造性に着目し、アーティストがアートを生み出す過程で用いる特有の認知的活動。
DNPの「XRコミュニケーション®」事業にご興味をお持ちいただけた方は、是非こちらからお問い合わせください。