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株式会社オプテージで在宅コールセンターの実証実験にスマート南京錠システム(仮称)を活用
大日本印刷株式会社(以下DNP)と株式会社オプテージ(以下オプテージ)は、在宅コールセンターで利用する機器のセキュリティを確保する目的で、DNPが開発したスマート南京錠システム(仮称)を活用した実証実……
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ニュース
こんにちは!本プロジェクト担当の浜本です。
前回の記事では、私たちのチームメンバーの加藤をご紹介しました。
今回は、私たちが「男性育休の未来のあたりまえ」を考える上で、有識者の立場でコンサルティングと監修をしてくださっているパートナーをご紹介します。
法改正を背景とした事業開発ということもあり、当初からダイバーシティ領域や法改正に伴う国の動きに精通した有識者パートナーを探索していました。ご紹介で面談した方もいれば、自分たちで会いたい企業を探し、問い合わせフォームからご連絡した方もいました。いずれの企業の方も、初対面の私たちに対して真摯にご意見をくださり、どうしたら実現に向かえるかを共に考えていただけて嬉しい気持ちになりました。
そんな中でも、合同会社Respect each other(以下REO社)の天野さん・野田さんからは、最初にお話した段階から「DNPさんが目指していることを一緒に作っていきたいです!」と強い共感を頂きました。さらに、もっと良くしていくにはどうすればいいかという視点で、一緒に頭を悩ませ、ご意見をくださる姿勢に強く感銘を受け、ご一緒させて頂くことを決めました。
▲プロジェクトメンバーでの集合写真(左から:REO社野田氏・DNP加藤・DNP大島・DNP浜本・REO社天野氏)
REO社は女性活躍推進や働き方改革等法改正に伴う企業の行動計画策定~プロジェクトマネジメントや、ダイバーシティ&インクルージョン領域の研修・講演を中心に事業展開をしており、近年では男性育休推進にも注力されております。(REO社HP)
代表の天野妙さんは、ワークライフバランス社の小室淑恵氏との共著で「男性育休~家族・企業・経済はこう変わる~」を出版されており、男性育休推進が企業にもたらす影響や効果についても提言されています。私自身もこの書籍を読んで、男性育休は家庭だけでなく企業や組織にとっても変革のきっかけになると強く感じたことも、REO社へのオファーのきっかけになりました。
REO社とともに「男性育休の未来のあたりまえ」を作っていく上でまず行ったのは、対面での「目線合わせ」でした。3時間のセッションを2回に分けて実施し、私たちが男性育休テーマでの事業開発に臨む上でのビジョン設計を行いました。このビジョンをつくる作業を「山登り」にたとえ、私たち一人ひとりが持つ「なぜこの山を登りたいのか?」のストーリーを共有することで、個人の思いを大事にしながらもチームの共通言語として語れる山を登る理由(ビジョン)を話し合いました。
今までもチーム間の対話は幾度となくしていましたが、改めて第三者の視点から問いかけや深堀りをして頂けたことで、私たちにとっても新たな気付きや、メンバー間での深い相互理解が得られました。
次に設計したのがビジョンに紐づく「What」と「How」の部分です。山登りに例えると、どのルートで登るのが最短ルートなのか?登るために今ある装備は何か?さらに必要な装備は何か?などを定めることで、登るための「地図」を作っていきました。
しっかり時間をかけての話し合いでしたが、REO社との目線合わせだけでなく、これまで自分たちが持っていた視点に、社会が求める要素や企業に響く要素を加え、ゴール設定と進むべき道をより明確にすることができました。
私たちがずっと大事にしてきていることでもありますが、事業開発に取り組む上でチームメンバーが常に本音で、密に対話をすることは、相互理解を生み心理的安全性を高めて、結果的に質の高いアイディア発想や実現スピードの向上に繋がります。
このプロジェクトで掲げている「循環する男性育休の実現」を、DNPのブランドステイトメントと掛け合わせて「男性育休の未来のあたりまえ」と称しています。共感いただいた企業とともに、その未来を実現していきたいと考えています。どのような企業と一緒に、どのようなアクションを起こしていくのか・・・ぜひ引き続きプロジェクト進捗にご注目ください!