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2020.07.30

私たちが考える、子育ての課題とは?

私たちが考える、子育ての課題とは?

こんにちは、本プロジェクト担当の大島・浜本です。私たちは、2歳~4歳の子どもを育てるワーキングマザーです。

1回目の記事では、当事者として体験・実感した出来事をもとに、私たちが取り組む背景や描いている未来についてお伝えしようと思います。

知らなかった「子育て」の現実

Q.子育てを始めて何が一番大変だった?

大島:私は、“仕事とのギャップ”でした。プロジェクト進行を通して、コミュニケーションやタスク管理などには多少の自信がありましたが、妊娠や育児中は、予期せぬ出来事の連続で正解がなく、我が子なのに気持ちの疎通ができないもどかしさに、気持ち的に追い込まれたこともありました。

浜本:私は、“モチベーション管理の壁”でした。出産前はやりたいことは全部諦めないでやる!と、時間やタスクをやりくりしていましたが、育児中は計画通りにいかないことが当たり前で、仕事やプライベート含めやりたいことへのモチベーション維持が難しかったです。

大島:誰に言われたわけでもないのに、夫含めた「自分たち自身」で、何とか工夫して乗り越えねば!というプレッシャーを抱えていたと思います。

 

Q.「働く」と「育てる」の両立に欠かせないことは?

浜本:私は2人目出産後、積極的に「自分たち以外」を頼り始めました。便利家電やアプリ、サブスクサービスなど活用して自分たちの負荷を下げる工夫しています!

大島:すごい!まさにテクノロジーで自分たちを支えていますね。今保育園に子どもを預けていますが、保育現場の状況にも驚きの連続でした。安全に預かってくださっていることだけでなく、トイトレなど子どもの成長に関わる支援や、お絵描きなど制作の楽しみの工夫など、すごいサポートです!

浜本:そうですね。自分たち以上に子どもを見守ってくれている人がいる感覚はとても心強いです。

大島:やはり、「子どもを見守る側」の負担は大きいですね。もっと目の前の不安や不測の事態への対応が解消されれば、私たちも園の先生方も安心して過ごせると思います。本当はみんな、笑顔で楽しく子育てをしたいはずですから。

浜本:ワーキングペアレンツの間で、テクノロジーの活用は重要ですね。会社では様々なツール導入で働き方の変革が行われているのに、子育てはいつまでも人頼り、というのは時代遅れになってくると思います。テクノロジーを活用することで、仕事と育児の両立を助けられている部分は大きいです。

保育・育児をテクノロジーで解決する「BabyTech」とは?

みなさまは、「BabyTech」という概念をご存知ですか?

Baby(赤ちゃん)に対するTech(テクノロジー)のことです。妊娠期から未就学児までの子どもを主軸として、それに関わる育児主体者と保育従事者の「安全安心」「効率化」「楽しさ」というCX向上を支えるIoT/ICTサービス・製品の総称です。

近年、様々なテクノロジージャンルが登場していますが、「人」「世代」に着眼して、その方たちのCX向上に特化したテクノロジーとして概念化していることの明確さに、可能性を感じています。そして、私たち自身が感じた、保育や育児の負荷や不安は、テクノロジーの力があればもっと解決できると感じています。次に何が起こるか分からない不安は、もっと予想して対応を準備できるようになるでしょうし、そのおかげで出来た余裕は、子どもともっと楽しむための工夫に活かせると思います。

世の中には、少しずつプロダクトやサービスは増えてきていますが、もっと当事者に浸透していくためには、多くの企業がこの取り組みに参画し、市場として確立していくことが必要だと考えています。

私たちが描く子そだての未来

私たちが目指しているのは、「産みやすい・育てやすい」ことに留まらず、「産みたくなる・育てたくなる」社会の実現です。出生率の低下は年々加速していますが、育児・保育の大変さや待機児童の不安、キャリアとの両立など、産んだ後のことが不安で思い留まる方も多くいます。BabyTechの浸透・拡大によって、「人」の力で何とか頑張るという旧態依然とした常識を覆していき、“能動的かつ積極的”で“ポジティブ”に、育児や保育を実現していけると考えています。

このビジョンを叶えていくために、活用できる自社の技術やプロダクト・ソリューションをお持ちの企業様、BtoB・BtoCで育児当事者・保育事業社にアプローチをしていきたい企業様を求めています。

子どもたちと、子どもたちを取り巻く人々が笑顔で暮らしていける世の中を、一緒に実現していきましょう!

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