NEWS ALL
2020.7.02
  • INFO

使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む新会社「株式会社アールプラスジャパン」設立

SHARE

業界を超えた12社による共同出資会社。米国バイオ化学ベンチャー企業・アネロテック社の 技術を活用し、環境負荷の少ない効率的なプラスチック再資源化技術の開発に挑戦。

 

大日本印刷(株)(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、サントリーMONOZUKURIエキスパート(株)、東洋紡(株)、レンゴー(株)、東洋製罐グループホールディングス(株)、J&T環境(株)、アサヒグループホールディングス(株)、岩谷産業(株)、凸版印刷(株)、(株)フジシール、北海製罐(株)、(株)吉野工業所のプラスチックのバリューチェーンを構成する12社で、持続可能な社会の実現に向けて、プラスチック課題解決に貢献すべく、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む共同出資会社、株式会社アールプラスジャパン(代表取締役社長:横井恒彦 所在地:東京都港区)を設立し、2020年6月から事業を開始しました。

今後も(株)アールプラスジャパンは広く出資を募る予定です。現在、住友化学(株)なども出資への検討を進めています。

DNPグループは、持続可能な社会の実現に向けて、事業活動と地球環境との共生を絶えず考慮し、行動規範のひとつに「環境保全と持続可能な社会の実現」を掲げています。また、2020年3月に策定した長期目標「DNPグループ環境ビジョン2050」*1をもとに、社員一人ひとりが、あらゆる事業において環境との関わりをあらためて強く意識することで、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた活動を加速させています。

その一環として、人々の暮らしに身近なパッケージ分野では、利便性追求と環境負荷低減の両立を目指し、環境配慮パッケージシリーズ「GREEN PACKAGING」を展開しています。植物由来の原料を一部に使用した「バイオマテック」シリーズや、リサイクルしやすい単一素材(モノマテリアル)のパッケージ等を開発、提供し、バリューチェーン全体でGHG排出量の削減や資源の循環を図っています。また、人々の意識や行動を変えるデザインや仕組みづくりも推進し、モノづくりとサービス開発を組み合わせて新しい価値を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

今回、米国のバイオ化学ベンチャー企業・アネロテック社の「使用済みプラスチックの再資源化技術」の開発に参画することで、使用済みプラスチックのリサイクル、再資源化に貢献できると考えています。

*1 「DNPグループ環境ビジョン 2050」 はこちら :https://www.dnp.co.jp/sustainability/management/environment/#anchor02

 

詳しくは以下のURLをご参照ください(2020年6月30日 DNPニュースより)

https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158361_1587.html