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2021.3.22
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株式会社オプテージで在宅コールセンターの実証実験にスマート南京錠システム(仮称)を活用

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大日本印刷株式会社(以下DNP)と株式会社オプテージ(以下オプテージ)は、在宅コールセンターで利用する機器のセキュリティを確保する目的で、DNPが開発したスマート南京錠システム(仮称)を活用した実証実験(以下PoC)を行いました。

 

オプテージではテレワークで利用する機器や利用状況の管理が課題でした。特に在宅コールセンターでは取り扱う情報の重要性が高いため、厳格な管理を必要としていました。

一方で新型コロナウイルスの感染リスクを低減させるため、業務の早急な在宅化が必要となっていましたが、基幹システムを本格的に改修して在宅化を進めるには時間がかかりすぎるハードルがありました。

今回のPoCでは、DNPのスマート南京錠システム(仮称)を使うことにより情報機器を物理的に施錠管理することで、機器管理上のリスクを低減することができました。

また、業務の開始・終了時点で管理者が介在することにより在宅ワーカーとのコミュニケーションのきっかけにもなりました。

DNPスマート南京錠システム図

*LaLaCallは株式会社オプテージが提供する050/IP電話サービスです。

DNPスマート南京錠システム(仮称)DNPスマート南京錠システム(仮称)

*今回のPoCで使用したBOXとスマート南京錠

 

DNPでは今回のPoCをきっかけとして、情報機器などを施錠管理しセキュリティリスクを低減したいというニーズに応えることができるとわかりました。

また、これまでも不動産業界で同様の仕組みを活用して今まで取得できなかった物件内覧時のデータを可視化するPoCを実施してきました。

オークラヤ住宅株式会社とのスマート内覧システム(仮称)を活用した実証実験の開始

アナログの鍵をスマート南京錠に置き換えることで施錠管理だけでなく、これまで取得できなかったデータをリアルタイムで取得可能になることから様々な業界の業務課題解決、特に非対面・非接触が必要なサービス、シェアリングサービスなどでの用途があると考えています。

DNPではスマート南京錠システム(仮称)の用途拡大のために共創パートナーを募集しておりますので本サービスや本サービスを活用した共創に関してご興味ある方はぜひお問合せください。