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2020.11.04
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大日本印刷と図書館流通センター 未来の図書館「バーチャル図書館」の開発を開始

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図書館総合展(11/1~)で「バーチャル図書館」デモンストレーション版として公開

大日本印刷(DNP)は、グループ会社の図書館流通センター(TRC)と共同で、生活者が仮想空間上の図書館内を巡りながら、書籍や情報との新しい出会いを提供する「バーチャル図書館」を開発しています。

その第一弾として、2020年11月1日(日)~11月30日(月)に、オンラインで開催される「図書館総合展」で、「バーチャル図書館」の機能の一部を体験できるデモンストレーション版を公開します。

■「バーチャル図書館」開発の背景

「ウィズコロナ時代の新常態(ニューノーマル)構築」の動きのなかで、公共図書館に行かずに自宅から利用したいという需要が拡がっており、前年と比較して電子図書館の利用者も大幅に増えています。DNPは、電子書籍の貸し出しなどを適切に管理する電子図書館システムを各地の図書館に提供しています。図書館に足を運びにくい生活者も容易に利用できるほか、書籍に音声読み上げ機能を付与し、視覚障がい者や視力が低下している人たちにも、読書を楽しむ機会を提供してきました。

今回、DNPはTRCと共同で、図書館が提供してきた書籍や情報と出会う場としての価値を、来館・非来館問わずに生活者が享受できる「バーチャル図書館」の開発を開始しました。

バーチャル図書館では、仮想空間上の図書館内で来場者が書架を巡りながら自分にあった書籍を探し、電子書籍での閲覧やリアルな書籍の取り寄せができるような、リアルとバーチャル双方の利点を生かした図書館サービスの実現を目指しています。

■「バーチャル図書館(デモンストレーション版)」の特長と「図書館総合展」での公開について

2020年11月1日(日)~11月30日(月)にオンライン開催される図書館総合展のTRCブースにて、「バーチャル図書館」の機能を一部ご体験いただけるデモンストレーション版を公開します。

「バーチャル図書館」のデモンストレーション版では、仮想空間内の架空の図書館内を、来場者が巡りながらCGで再現された書籍や文化財の展示物や国内の図書館のイベント・視察映像を閲覧することができます。また、展示物を選択することで、詳細情報や該当ページへ移動できます。

・「図書館総合展」オンライン開催日 : 2020年11月1日(日)~11月30日(月)

・URL : https://www.libraryfair.jp/

*「図書館総合展」オンラインサイト内のTRCブースで「バーチャル図書館」のデモンストレーション版をご利用いただけます。

詳しくは以下のURLをご参照ください(2020年10月30日 DNPニュースより)

https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158777_1587.html