- CO-CREATION
【BabyTech TOUCH出展企業ご紹介Vol.1】 株式会社ノーススター/時間外の小児医療相談アプリ「キッズドクター」
こんにちは! 本プロジェクト担当の大島・浜本です。 現在開催中の「BabyTech TOUCH(ベビーテックタッチ)」では、約20社のベビーテックプロダクト・サービスを……
- CO-CREATION
ニュース
こんにちは!本プロジェクト担当の浜本です。
妊娠・子育て期間に多くのパパママが利用するアプリ「ninaru」シリーズを運営している株式会社エバーセンスとの共創で始まった「21時のパパママホンネ調査」、第一弾のテーマは「子どもの食事」です。
■対象:ninaruポッケユーザー(0-4歳までの子育て家族)
■方法:アプリ内から遷移するWebアンケート
■期間:2021年3月12日~3月15日
■サンプル数:301名
私たちはこの回答の中から、ベビーテックで解決できる可能性がありそうな「小さな困りごと」に着目し、すくい上げていきます。
幼い子どもを育てるパパママにとって、子どもの食事における悩みごとは尽きません。用意した食事をすんなり食べてくれることは稀で、調理に手を加えたり、介助をしたり、何かしらの工夫が必要になってきます。食べムラや献立、栄養バランス等、数ある子どもの食事の困りごとの中でも、パパママが感じる一番のストレスは「子どもの食べこぼしに困っている」という回答で、全体の約73%にも及びました。
この結果を受けて、「食べこぼし」という困りごとの中から、ベビーテックで解決できる糸口を見つけるために、具体的に食べこぼしの何に困っているのかを中心に声を拾いました。
「床や家具が汚れる」「着替えの手間が増える」等の回答は想定範囲ではありましたが、「食べ物を粗末にしてしまう」という声が40%近くも出たのは予想外でした。また記述式の個別回答からは、「せっかく作った食事がフードロスになってしまうことがもったいない」「食べ物を粗末にしたくないので自分がイライラしてしまう」というパパママ自身のストレスが感じられました。
また、「食事の時間を楽しめない」という声が30%近くもあることも深刻です。「食べこぼし」という一つの困りごとから連鎖して新たな悩みやストレスに広がり、また小さな困りごとを生んでしまいます。そうなる前に食い止めて、解決すべきなのではないでしょうか?
子どもの食事の食べこぼしを防ぐのはまさに人の手がかかる育児領域です。パパママたちの対策としても、スタイ、スプーンや器等の食器類、床に敷くシート等「グッズ」に頼ったり、食材自体をこぼしにくい粘度や形に加工したりしているという声が多いです。
離乳食を通して食べ物に対する興味を育てる0-1歳の期間は、こぼすことも成長と捉えられるので、『こぼした汚れがふき取りやすい』ということが価値になります。それに対して、コミュニケーションが取れるようになってくる2-3歳になると『こぼさないように食べること』を子どもに学ばせるという観点からの情報を求めているママが多いようです。
子どもの食べこぼしを防ぐ・軽減させるためにはどんな情報があるといいか?を深堀りすると、「こぼさない教育」や「他のお母さんたちの取り組み紹介」「こぼされてもイライラしないマインド」というキーワードが挙がりました。
子どもがこぼさずに食べられるようになるための食育コンテンツや、親向けの情報発信という分野でベビーテックにつながるヒントがあるのかもしれません。
私自身も子育てをする中で、SNSやアプリサービス等を通して得られる情報に気持ちが救われたり、解決のヒントを得られたりすることが多いと感じます。今回の調査結果からも、悩みごとの直接的な解決にならなくても、子育てをする親の気持ちをちょっと楽にするようなベビーテックの可能性を見出せました!
実際に子育てをしているパパママたちのホンネから、ベビーテックで解決していくためのアイディアやヒントを一緒に探ってくれるパートナー企業を募集しています。食事、睡眠、遊び、学び、お出かけ等、子育ての「不」が潜む領域に取り組んでいるスタートアップ企業や、大企業の新規事業開発部門のご担当者様、ぜひお気軽にお声がけください!
◯ninaruシリーズについて
妊娠から出産、育児期のママやそのご家族に寄り添うサービスを多数展開し、現在累計500万ダウンロードを突破。妊娠中・子育て中の方へ情報を届けるアプリ『ninaru(ニナル)』・『パパninaru』・『ninaru baby』、無料で育児マンガが読めるアプリ『ninaruポッケ』など。