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2020.9.30
  • CO-CREATION

株式会社パパスマイルとのパートナーシップ締結

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こんにちは、本プロジェクト担当の大島・浜本です。

私たちが、BabyTechプロダクト・ソリューションを展開しながら、様々な企業との共創による課題解決に取り組んでいく上での第一歩として、2020年8月、DNPと株式会社パパスマイルはパートナーシップを締結しました。

株式会社パパスマイルは、CESで「BabyTech」の取り組みに着眼され、本領域の日本における取り組み拡大を牽引しています。日本唯一のBabyTechメディアの運営や、優れたBabyTech商品のコンテスト「BabyTech Award Japan」を開催しています。また国内外のスタートアップ企業とのコネクションが豊富で、テクノロジー、市場動向などにも精通しています。
※「BabyTech/ベビーテック」は株式会社パパスマイルの登録商標です。

今回から2回に渡り、代表取締役社長 永田さんとの対談という形で、両社の目指すところをご紹介します。

集合正面

目指す姿の実現に向けて

大島:電車広告を拝見してメールをしたのは、約7カ月前でした。たくさんのディスカッションを経て、パートナーシップという形で取り組みをスタートできて、大変嬉しく思います。

永田:ありがとうございます!予想していたよりもスピーディーに進んだことに驚きましたし、常に我々にリスペクトをもって接してくださったと感じています。

大島:永田さんの活動には、いつも共感しつつ、刺激をいただきます。改めて、御社の取組をお聞かせいただけますか?

永田:弊社は創業時から、子どもの豊かな成長に必要な「育児のリソース不足」を、解決すべき社会問題として掲げています。弊社のメンバーはICT系出身の人間です。昨今のセンサー技術やAI技術の進歩はもちろん、データ通信の発展や継続的データ取得による予測可能な社会化の促進が、テクノロジーのロードマップ上に控えていることに着眼していました。「育児にもテクノロジーの力を活用すべきでは」と検討し始めた2016年に、米国のCESで初めてBabyTechという概念が提唱され、世界的な必然性を確信し、活動をスタートしました。

大島:先見の明という印象です。私自身、「BabyTech」という言葉自体に、分かりやすさとインパクトを感じました。自分たちのためのテクノロジーだ!と直感的に感じられたんですよね。

永田:そうですね。BabyTech領域における課題は、言葉の認知拡大と共に、テクノロジーに頼って育児・保育することへの罪悪感の払拭だと考えています。

大島:まさに、その課題解決のために、企業の参画がもっと必要だということが我々の共通意識の1つでした。

永田:DNPという大企業がこの分野に着目していることでの影響力には期待しています。

大島:私たちは、多くの企業とのネットワークを持っていますので、様々な業種の企業を巻き込みながら共創という形で取り組みを加速させることにも期待いただきましたね。一方で、私たちでは出せないスピード感や、国内外のスタートアップ企業とのネットワークに関しては、御社のお力を借りたい部分です。

永田:昨年のBabyTech Award Japanにおいて表彰した商品の半数以上が、受賞後に資金調達、大企業との協業、海外への進出などよりよい発展を遂げており、審査委員会の目利きは優れていると自負しています。また、育児用品、育児アプリケーション、デバイス等の調査や商品企画に携わっており、市場の動向やニーズを捉えていることも御社に寄与できるポイントと感じます。

大島:御社と共に目指す、BabyTechの認知拡大・市場拡大の先にあるのは、育児主体者・保育事業主体者のリソース不足を緩和し、子どもたちの豊かな成長に寄与したいという想いです。常に、両社の共通認識であると確認できているので、心強く感じます。

永田:パートナーシップをきっかけに、活動を加速させていきましょう!

次回は、BabyTech Award Japanについてご紹介いたします。