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2019.11.06

シンガポールでゴミ問題解決に挑戦!

シンガポールでゴミ問題解決に挑戦!
この記事はこんな人におすすめ
  • イノベ―ティブな食材・食品を保有する生産者・事業者:DNPの“企画力”と“広める力”を活用して、プロダクトの魅力をオープンイノベーションマインドで考え、共に拡販していきたい方々
  • 食の体験価値を高めるソリューションを保有する企業:調理・接客ロボットや、食事にエンタメ要素を加えるデジタルテクノロジー等を駆使して、コトづくりで強みを出せる企業
  • 食に関わるエシカルな仕組み(食品ロス・エコなど)の構築やその普及を推進したい企業:リユーザブル容器のカスタマイズ製造や使い捨て容器使用削減の仕組みを持つ企業
  • 国内・国外・オフライン・オンライン問わず、食に関わる“場”を持つ企業:飲食店、小売り店、EC等、共創アイディアを実現できる場所を持つ企業

飲食店のゴミ削減プロジェクト始動 in Singapore

世界で廃棄されている食品は、なんと年間約13億トン。全世界の食品の約3分の1が捨てられているということになります。

イノベーション先進国であるシンガポールでは2019年を「Zero Waste Nation」に向けた初年度と位置付け、国民のゴミ問題対処に向けた活動、意識付けを活性化させています。食品ゴミ削減への取り組みも重点領域の一つとして設定されており、レストランで廃棄された食品ゴミの種類・量を自動で判別しデータ化するスタートアップが話題を集める等、食品ゴミ削減への取り組みは徐々に盛り上がりをみせています。

現在私たちは、シンガポールを舞台に、食品ゴミ削減に寄与するビジネスアイディアを練り、多くのステークホルダーを巻き込んで、イノベーション活動を実践しています。特定非営利活動法人CeFILが運営するDBICの支援の下、シンガポールの不動産大手CapitaLand Limitedが所有するオフィスビルAscentを実証実験の場として、コワーキングスペースのBRIDGE+やテナントレストラン4店舗にご協力をいただき、食品ゴミ削減のためのビジネスアイディア「MAKANAI BOX」を10月7日(月)よりスタートさせました。Ascentには名だたるグローバル企業も入居しており、各社の協力を得ながら、約1ヶ月間実証実験を行っています。

「What’s MAKANAI BOX?」

ご存知の通り、「MAKANAI」は日本の台所用語です。“余剰食材”をクリエイティブなメニューに生まれ変わらせるという「MAKANAI」コンセプトの下、各レストランはオリジナルのMAKANAIテイクアウトメニューをデジタルプラットフォーム上にて情報発信し、返却式の再利用可能なお弁当箱で料理を提供します。利用者は、利用後にお弁当箱を洗浄して返却する必要はありますが、普段食べられないクリエイティブなメニューを、お手頃の価格で買うことができかつ、「余剰食材の活用で食品ゴミを削減する」「お弁当箱のシェアリングで使い捨て容器の利用を削減する」という一石四鳥の価値を提供することができます。

果たして利用者、レストラン、企業の方々は、これらの価値を認めてくれるのでしょうか。一人でも多くの方に賛同いただけるように、私たちがパイオニアとしてイノベーションに挑戦していきます!結果を乞うご期待下さい!

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