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2025.03.14

あらゆる場面におけるコミュニケーションを円滑にする「対話支援システム」の活用事例

あらゆる場面におけるコミュニケーションを円滑にする「対話支援システム」の活用事例
この記事はこんな人におすすめ
  • 対面シーンでの「言葉の壁」を感じ、解決したいと考えている方
  • 言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーション例を知りたい方
  • ユニバーサルコミュニケーションの取組に興味・関心のある方

DNP INNOVATION PORT運営の小泉です。
この記事では、前回ご紹介した対話支援システムがDNP内でどのように活用されているかご紹介します。窓口業務支援だけでなく、さまざまな場面での円滑なコミュニケーションを支えています。ユースケースとして3つご紹介します。


目次

  • ユースケース①
    聴覚障がいのあるカフェ店員(社員)への注文時のやり取りに活用!
  • ユースケース②
    聴覚障がいのある社員との工場内でのコミュニケーションに活用!
  • ユースケース③
    講演やセミナーで画面字幕投影に活用!
  • お問合せ

ユースケース①:聴覚障がいのあるカフェ店員(社員)への注文時のやり取りに活用!

対話支援システムを活用した注文の様子

DNP内のカフェでは、聴覚障がいのあるDNPビジネスパートナーズ(特例子会社)の社員も店員として働いています。そこで、注文を受ける際に対話支援システムを使っていただいたところ、注文者とのコミュニケーションがよりスムーズになりました。
これまでもダイバーシティの取組の一環で手話や指差しでのオーダーで注文できるハンドサインカフェとしても運営していました。
今回さらなる施策として対話支援システムを活用したことで、声で注文をしても、システムが音声を認識し、文字として表示することで、店員は正確に注文内容を理解できる様になり、筆談や手話なしで円滑にコミュニケーションが取れるようになりました。
正確に伝わっているかという点についても、表示された文字を確認できるため、安心して商品を提供することができています。

利用者からは
「音声認識されて、伝わる内容が確認できるから聴者もろう者も安心して話せる」
「口話や手話で伝わるのかがわからず話しかけにくかった人も、伝わると分かって話しかけてくれるようになった」
というような感想が寄せられています。

このように、対話支援システムは、聴覚障がい者とのコミュニケーションの壁を取り除き、誰もが安心して会話できる環境を提供しています。

ユースケース②:聴覚障がいのある社員との工場内でのコミュニケーションに活用!

DNPテクノパック工場内での活用シーン

工場内でも対話支援システムは大いに役立っています。
DNPテクノパックの工場での活用例をご紹介させていただきます。工場内はマスクやクリーンウェアの着用により表情や仕草が見えにくかったり、専門用語も多いなど、聴覚障がいのある社員とのリアルタイムなコミュニケーション面に課題がありましたが、システムの導入により改善が見られました。

A)情報の水平展開
同工場内では、集合研修や説明会が定期的に行われており、ろう者に対しても等しく情報を共有できるという点で、効果を発揮しています。
対話支援システムを活用することで聴者と同じように参加し、職場として重要な情報をリアルタイムに水平展開することが可能になりました。同じベクトルを向いて業務に取り組めることにより、職場全体で常に情報を共有できるようになり、職場の意識統一や一体感の醸成にもつながっています。

B)雑談や雰囲気の共有
一体感を醸成する上では、雑談が共有できることも重要です。ミーティング中に対話支援システムを使うことで、雑談の声も文字化されます。その場の雰囲気や臨場感がより伝わりやすくなることで社員同士のコミュニケーションが深まり、職場の雰囲気がさらに良くなるだけでなく、業務効率の向上にもつながる可能性があります。

C)専門用語にも対応可能
工場内で使われる専門用語に関しても、事前に語彙登録することで、音声認識の精度が高まり、業務を円滑に進めることが可能です。専門的な用語での会話が中心の職場でも、対話支援システムを活用することで聴者もろう者もお互いに正しく情報が伝わっているかを確認することができます。

ユースケース③:講演やセミナーで画面字幕投影に活用!

対話支援システムのさらなる活用例として、大型画面に接続して画面字幕を投影する方法があります。経営層が社内外で講演を行う際に、対話支援システムを投影画面に接続し、講演内容を多言語で字幕投影することで、より多くの人々に情報を伝えることができます。このような使い方もできるのだと驚かれる方も多いでしょう。


このように、対話支援システムは、カフェや工場、講演会場など様々な場面で活用できます。
言語や障がいの壁を越えて、誰もがコミュニケーションを円滑に行える環境を提供するこのシステムは、今後さらに多くの場面での活用が期待されます。
まずはDNP内での活用例を参考に、可能性を感じていただければ幸いです。

 

対話支援システムに関するお問い合わせ

「DNP対話支援システム」に関する詳しい情報やお問い合わせはこちらのサイトよりお願いいたします。

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