イメージングで人と社会をつなぐ未来を作る
私たちDNPは、約150年前に活版印刷事業で創業して以来培ってきた印刷技術をベースに、幅広い領域にビジネスを拡大・発展させてきました。DNPといえば本や雑誌など出版物や、食品や飲料のパッケージが有名ですが、フォトイメージング分野でもさまざまなソリューションをグローバルに展開しています。
日本国内でトップクラスのシェアを持ち、全国に約7,400台 を設置・運用している「証明写真機Ki-Re-i」もその代表的な製品の1つです。15年以上の長きにわたり生活者に広く親しまれています。
また、IoT化 を実現したことにより、証明写真の撮影だけでなく、「マイナンバーカードのオンライン申請」や、「企業が社員証などに使用するための顔写真収集」(参考:DNP顔写真収集サービス)などのサービスも提供できるようになり、膨大な顔写真データを簡単かつセキュアに収集・管理するための「IoTデバイス」としての活用も増えています。
証明写真ブースを最後に利用したのはいつですか?
まさにこの言葉が、本取り組みのキーワードです。
パスポートや運転免許証、履歴書、願書などに必要な証明写真は、駅や街なかで気軽に撮影できるとあって、現在も多くの方に利用されています。
しかしながら近年では、人口の減少はもとより、文書のデジタルデータ化 やスマートフォンのカメラ機能の向上などもあり利用者は徐々に少なくなっているのが現状です。だからこそ、現状の撮影機としての用途は残しつつも、大胆なパーセプションチェンジに挑戦していきます。
次世代型デジタルデバイスとしてのKi-Re-iの活用
私たちは、駅前やコンビニなど、生活者に身近な場所にあり、全国「どこでも」「好きなとき」に利用できる立地の利点と、「高品質」なプリント技術、IoT機能、高度なセキュリティレベルのデータ管理技術を活かし、『Ki-Re-i』 を単なる証明写真ブースではない「デジタルな半個室空間」としてとらえた、新たなソリューション/サービスの展開を目指します。
自社でお持ちの技術やソリューションを使って新たな価値を生活者に提供したいと考える企業さま、ぜひデジタルデバイスとしての『Ki-Re-i』 の可能性を共に拡げ、進化させていきましょう。