アジア最大級のスタートアップカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2026」
- Physical AIやロボティクスなど、“AIの次の潮流”を探りたい方
- 体験型コンテンツやエンタメ演出を活かした展示・イベント企画を考えている企業の方
- 日本発のカルチャーやテクノロジーをグローバル展開に生かしたいスタートアップの方
皆さんこんにちは! DNP INNOVATION PORT運営メンバーの川俣です。
2026年4月、東京ビッグサイトで開催された「SusHi Tech Tokyo 2026」に参加してきました!
「SusHi Tech Tokyo」とは、“持続可能な都市をハイテクノロジーで実現する”というコンセプトのもと、世界中のスタートアップ、大企業、自治体、投資家が集結する、アジア最大級のグローバルイノベーションカンファレンスです。
2026年は、AI・ロボティクス・モビリティ・エンターテインメント・防災・サステナビリティなど、多様なテーマが交差するイベントとなり、会場では未来の都市像を体験できる展示が数多く見られました。
公式サイトでも、今年の大きなテーマとして「AIとロボティクスの社会実装」が掲げられており、生成AIからPhysical AI、自動運転、工場オートメーションまで、現実世界でテクノロジーがどう機能するかに注目が集まっていました。
特に印象的だったのは、“未来を語る場”から、“未来を実際に動かして見せる場”へとイベントが進化している点です。
巨大ロボットやヒューマノイド、リアル恐竜など、来場者が思わず足を止めて体験したくなる展示が数多く並び、テクノロジーとエンターテインメントが融合した空間になっていました。
1. Physical AI ― AIが「身体」を持ち始める時代へ
今回のSusHi Tech Tokyoで特に存在感を放っていたのが、「Physical AI(フィジカルAI)」領域です。
これまでAIというと、チャットや画像生成などデジタル空間で活躍するイメージが強くありました。しかし現在は、AIがロボットや機械と結びつき、現実世界で“身体を持って動く”フェーズへ移行しつつあります。
会場では、ヒューマノイドロボットによるデモンストレーションが大きな注目を集めていました。
展示されていたヒューマノイドは、人間に近い滑らかな動きを実現しており、歩行・姿勢制御・ジェスチャーなどが非常に自然だった点が印象的でした。
単なる“ロボット展示”ではなく、「AIが現実空間でどのように振る舞うか」を体験できる展示になっていたと感じます。
Physical AIは今後、
- 物流現場
- 工場オートメーション
- 介護・医療
- 接客
- 災害対応
など、幅広い領域での活用が期待されています。
SusHi Tech Tokyo公式サイトでも、「AIとロボティクスの融合により、人々が担ってきた様々な作業が自動化されつつある」と紹介されており、まさに今回の展示群は、その未来を先取りする内容だったと言えるでしょう。
2. “日本らしさ”を感じるロボットコンテンツ
SusHi Tech Tokyoでは、日本ならではの“ロボット文化”を感じさせる展示も多数見られました。
中でも来場者の視線を集めていたのが、巨大変形ロボットの展示です。
日本はアニメ・特撮・ロボット文化を長年培ってきた国でもあり、こうした展示は海外来場者からも非常に人気を集めていました。
単なる工業技術展示ではなく、
- 「ワクワク感」
- 「エンタメ性」
- 「キャラクター性」
を強く打ち出していた点が、日本のロボット展示らしい特徴だったと感じます。
SusHi Tech Tokyo 2026では、“Technology × Entertainment”の融合も大きなテーマとなっており、公式サイトでも音楽・アニメ・ゲーム・アートといったカルチャー分野との連携が強調されていました。
実際、会場全体もスタートアップ展示会というより、“未来都市型フェス”のような熱量がありました。
海外イベントでは機能性や効率性が前面に出るケースも多い一方、日本の展示は「見て楽しい」「触れて楽しい」方向へ発展している印象があります。
その意味で、SusHi Tech Tokyoは“日本らしい未来体験”を世界へ発信する場にもなっていると感じました。
3. 恐竜展示に見る「テクノロジー×体験価値」
今回のイベントで、ひときわ来場者の注目を集めていたのがリアル恐竜展示です。
巨大なティラノサウルスが会場内を歩行する演出は非常に迫力があり、多くの来場者が足を止めてスマートフォンで撮影していました。
こうした展示は一見エンターテインメント要素が強いように見えますが、
- モーション制御
- 軽量素材
- センサー技術
- 演出制御
- リアルタイム同期
など、多くの先端技術が組み合わさっています。
近年は「体験価値」がイベントや都市空間において重要視されており、単に情報を提示するだけでなく、“記憶に残る体験”をいかに作るかが重要になっています。
SusHi Tech Tokyoも、スタートアップ展示会の枠を超え、
- 学ぶ
- 体験する
- 盛り上がる
- SNSで共有したくなる
という総合的なイベント設計へ進化している印象を受けました。
特に海外来場者も多い中で、“日本ならではの演出力”を活かした展示は、東京という都市の魅力発信にもつながっていると感じます。
まとめ
SusHi Tech Tokyo 2026では、AI・ロボティクス・エンターテインメントが融合し、「未来都市を実際に体験できる場」が作られていました。
中でも印象的だったのは、
- Physical AIによる“動く知能”
- 日本らしいロボットカルチャー
- エンタメとテクノロジーを融合した体験設計
の3点です。
AIが“画面の中”から“現実世界”へ広がり始める中で、今後は単なるデジタル体験ではなく、人間の身体感覚や感情に訴えるテクノロジーがさらに重要になっていくと感じました。
SusHi Tech Tokyoは、その未来を一足早く体感できるイベントとして、今後さらに存在感を高めていきそうです。